2007年度 会長挨拶

会長就任にあたり

会長 足立豊彦

平成19年の会長を仰せつかりました。まだライオンズクラブに入会して年も浅く、いろいろと会員の方々に迷惑をお掛けすると思いますが、指名された上は一生懸命に1年間勤めさせていただきますので、よろしくご教示、ご協力のほどお願い申し上げます。
さて、当クラブの中では故上田忠男ライオンについで医師としてライオンズクラブの会長になりました。昨年、辻ライオン、奥西ライオン先日は上田ライオンまで続けて立派なライオンを亡くし、痛切に会員一同が健康であってほしいと念願するところであります。前年期には335C地区のガバナーに橿原ライオンズクラブの八嶌ライオンがなられました。講話の中で常に健康の話をされており、「原点にかえりWe Serve!」をスローガンに活動されました。わたしもこの度、大和郡山ライオンズクラブの会長を引き受け、会員皆が心身ともに健康であれば明るい楽しい例会ができるのではないかと思いスローガンを「みんなで築く楽しい例会」としました。
人は誰でも年をとれば物忘れも多くなります。からだもどこか弱いところが出てきます。「自分のからだは自分で守れ」とよく言われますが、「からだのしくみと働き」を知らなければ自分で守ることができないと思います。例会の中で、また機関紙である「若獅子」のなかでも健康に関するコーナーを設けて、健康について少しでも多くの知識を得て活用してください。健康で快適な奉仕ができれば心も癒されると思います。奉仕スローガンとして「心を癒す喜びの奉仕」としました。
健康事業として青少年育成をするために「禁煙の話」を中学生を中心に父兄やメンバーの方、市民の人たちにも講師を呼んで講演をしていただいたり、ゲストスピーチとして講師をお招きして「健康について」の話などをしていただこうと思っております。また、現在普及し始めましたAED(自動体外式除細動器)は誰でも取り扱える半自動式蘇生装置です。機器の指示で操作者が機器操作を行うことができます。人の集まる場所に設置し、緊急時に一命を取り止めるということはまれではありません。市と設置の検討をし、寄贈したいと思います。ウォーキングを企画してみんなで市内を散策したりして、肥満防止に努めたいとも考えております。
必携にも記載されているように、ライオンズクラブは社交クラブでも慈善事業団体でもない、社会奉仕団体であると明記されております。この原則に則り、奉仕活動は何をするのか、出来るのかを、例会で会員一同から議題やテーマを出していただき、それを理事会で討議し、議決し、決定したことを会員皆で楽しく奉仕活動し、その歓びが自分たちの心の癒しになり、さらに楽しい例会に結びつくのではないでしょうか。
故辻会長が提唱されておりました「委員会の再統合」をこの1年間に2~3の委員会を併合し、少しでも多くの会員がその委員会の活動に参加でき、個々の負担も軽くなれば、より楽しいクラブになるかと思います。
会員が高齢化し減少傾向にあります。若い会員の増強に努力します。
輸血用の血液が大変不足しております。従来の献血方法に加えて、ほかのライオンズクラブがされているような会員の事業所の職員の方々や郡山のJCに呼びかけて、年2~3回血液センターに呼び出して献血をする日を決めて、していただく企画をし、拡大できれば事業所の近隣の事業所にも呼びかけていただきたい。この事業には会員皆様のご理解とご協力が必要になりますのでよろしくお願いします。
この1年間皆様のご協力で楽しい例会と奉仕活動ができますことをお願いしまして、わたしの挨拶とさせていただきます。

足立 豊彦