2012年度 会長挨拶

会長職をお受けして

L冨川哲男

この度は歴史と伝統のある大和郡山ライオンズクラブの第48代会長に指名を頂き、大変光栄に思いますと共にその責任の重大さを痛感しております。

平成7年1月、あの阪神淡路大震災の直後に入会して“I Serve”ではなく“We Serve”の大切さを実感してから早や17年が経過しました。その間、素晴らしい仲間との出会いがあり、貴重な体験をさせて頂き、私の人生に於いてとても充実した時期であったと感謝いたしております。

私の入会当時と比べると、社会・経済情勢の変化や公益活動を行う他団体の台頭などでライオンズクラブは転換期を迎えているのではないかと思います。特に会員数の減少により、我々のクラブ運営も過去の慣例にとらわれていては先行きが難しい局面に差し掛かっていると思われます。そこで今年度は“原点回帰”をスローガンに掲げ、ライオニズムの基本に立ち返り、奉仕活動並びにクラブ運営を行って参りたいと考えています。特に運営費会計の健全化を目指し、出来ることから改革に取り組んで参りたいと思います。
その為にも会員拡大は重要なポイントです。できれば3名以上、最低でも純増1名の会員増強は実現したいと考えています。

チャールズ・ダーウィンも進化論で『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは変化できる者である』と説いています。組織でも同じ事が言えると思います。社会・経済情勢の変化に適応できない組織の存続は難しいのではないかと思います。

我々大和郡山ライオンズクラブがこれまでに行ってきた数多くの素晴らしい事業があります。その中で何を残し、又、何を新たに取り入れるべきかをキャビネットで話し合い、形や規模にとらわれることなく、真心のこもった奉仕活動を進めて参りたいと思っておりますので、メンバー皆様の暖かいご協力とご支援をよろしくお願いいたします。

冨川 哲男