2011年度 会長挨拶

会長を拝命して

第47代会長 L松本良一

[はじめに]
この度は栄えある大和郡山ライオンズクラブの第47代会長に指名して頂きましてありがとうございます。時が過ぎる程、会長職という責任の重大さを痛感している所でございます。
平成3年に伝統ある歴史薫る大和郡山ライオンズクラブに入会させて頂いてから今年の9月で早20年。振り返って見れば光陰矢のごとし、事業の忙しさも加わり、あっという間の歳月でした。今、日本の国は地震・津波による甚大な災害が起こっております。新聞・テレビを見ても、亡くなられた方、行方不明の方の数が日毎に増え続け、誠に遺憾に堪えません。犠牲者の方には謹んで哀悼の意を表し、被災された方には一刻も早く復興し普段の生活に戻れる様お祈り申し上げます。

「友愛 そして一致団結」
人それぞれ考え方、性格の異なる人達が集まって何かをするというのは非常に困難を極めると思います。
お陰様で我が大和郡山ライオンズクラブは例外でございます。利害関係のない人達が集まって物事を達成するには温かい豊かな志と懸命な協力が必要です。
ワールドカップで以前日本のサッカーは成績が振るわなかったのはご承知の通りです。選手が年俸に揺らぎ個人プレーに走り、チームプレーが出来ていなかったと感じます。現在のザックJAPANはどうでしょうか。ザッケローニ監督はそれぞれのプレーヤーの心に入り、そして選手はそれに応え、そこで友愛が生まれるんじゃないでしょうか。その積み重ねが一枚岩となり勝利に繋がったと思います。一致団結 心は一つです。

「ガンバレ日本 大和魂があるじゃないか」
主に岩手・宮城・福島県が未曾有の大地震で日本の経済の屋台骨にヒビが入っていると言っても過言じゃないでしょうか。かつて見たことのない映像が世界中に流れ、驚かない人はいないでしょう。日本は元より世界中の人から温かい支援が届いております。それは今まで日本人が世界中で震災・洪水・飢餓で苦しんでいる国に対し、金銭的・人道的な支援を続けてきた証だと思います。
弱い人を助け、困っている人には温かい心と手を差し延べ、それが日本人固有の大和魂ではないでしょうか。
又、現在日本の国は国政・経済・雇用が思わしくありません。そして大人・子供達の道徳も荒廃しており、このままで良いんでしょうか。大和魂のこの心意気で将来の日本の国を背負う未来の子供達にスポットを当てた事業を展開・活動をしたいと考えております。

松本 良一